2011-01-01から1年間の記事一覧

個人的10大ニュース 2

残りの1位から5位を書きます。 1位 東日本大震災・福島原発の事故2位 肩こり・首のこりの解消3位 9月16日、グルダ・チェロ協奏曲4位 サイトウキネン松本及び北京、上海公演5位 MAP'S、ベートーベン op.131公演 1位の大震災及び原発事故はもはや僕…

個人的10大ニュース 1

初めてこのブログに10大ニュースを書く事になります。本当に個人的に印象に残った事ばかりですから、書いた後に簡単な解説も書きたいと思います。今日は6位から10位までの発表とさせて頂きます。 6位 京都市交響楽団定期演奏会 マーラー交響曲第3番 …

あと2日

明日名古屋に行きリハーサル、そして明後日ヴィルトーゾシンフォニーオーケストラのリハーサルで僕は仕事納めとなる。 そして仕事始めは1月2日の品川のホテルでのリサイタルから。最近また復調してきたけど、今年はあまり本を読めなかった気がする。 買っ…

めりぃ くりすます

長い旅が終了。無事帰京いたしました。僕は学生時代3人の先生に師事してました。専攻のチェロを故・井上頼豊先生と秋津智承先生。ソナタを山崎伸子先生。 当時、故井上先生は既に80歳になろうかとしていましたが、秋津先生と山崎先生はまだ30歳になった…

「絆」

今年の漢字が発表された。 「絆」 だという。 清水寺にもの凄い多くの報道陣が陣取って、テレビのレポーターは 「そこまで寒い訳ではありませんが、これから発表されるという緊張感も手伝って空気は張りつめています」と言っている。 でも発表の14時から遡…

和歌山での公演

4日間ほど和歌山にいました。 よくよくその「和歌山」という漢字を見るといい県名だと思いました。 僕の出身の「愛知」というのもなんか自慢出来そうな漢字ですし、意外に当たり前過ぎて県の漢字をまじまじと見る事もなかったなぁと思っている今日この頃で…

ピアノカルテットでのツアー

ピアノの横山幸雄さんのデビュー20周年のコンサートで広島、高知、京都を回った。幸雄さんは1部はピアノのソロでリスト、ショパン、2部では彼自身の作曲したバイオリンソナタを矢部くんと。そして3部がブラームスのピアノカルテット第1番という通常の…

106億円

エリエールの元会長は 「僕にとっての1億円はみんなの1万円ぐらいだ」 と言っていたらしい。知り合いでもパチンコや競馬等のギャンブルが好きな人はいる。 結局、1万円でも1億円でも取り戻そうとするんだなぁ。 FXや先物取引や株での損失を穴埋めしよう…

仕事上、旅が多いのは仕方が無い。 1年の中でサイトウキネン・フェスティバルや宮崎国際音楽祭の様に2週間から1ヶ月もその場所に滞在する時は、そこでの生活のペースを作れるし、運動やトレーニングも可能だから問題はない。 今回の岐阜、名古屋、そして…

昨日の地震

昨日の地震、何か不気味だと思っている。 北海道大学の研究所が今年12月から来年1月の間でマグネチュード9程度の地震がおきる可能性が高いと予測しているけど、地震もさることながらこれ以上福島第一原発が壊れると本当に関東は終わる気がしてならない。…

いわゆる第九

突如そんな気になり「第九」を改めて聴いてみた。 しばらく放心状態になった。どうかな、弾いた回数は100回は超えてると思うけど、生で聴いたのは数回。CDでは遠い昔に聴いた事があったけ?という程度しかない。op.131を10月の始めに演奏して以来、どうも…

ロッシーニとシューベルト

明日はみなとみらいホールの小ホールでロッシーニの弦楽の為のソナタとチェロとコントラバスの為のデュオ、そしてシューベルトの鱒を演奏する。あいにく雨みたいだ。 でもあのホールは駅から傘をさす事もなくホールに到着できる。 お客様にも非常に嬉しい事…

残り2.5ヶ月

ベートーベンの131を演奏してから疾風怒濤の毎日だった。 ただでさえ131に叩きのめされて、心身共にどん底まで落ちた上での疾風怒濤の生活。確かにその忙しさが気持ちを和らげてくれた事も否定は出来ないけれど、ブログを書く時間も無く、書ける時間が…

ベートーベン op.131

昨日、JTホールでのMAP'Sのコンサートが終わった。 ブリテンのシンプル・シンフォニーとベートーベンのop.131の2曲。ベートーベンのop.131は個人的には初演。 衝撃的な曲だった。1回弾いたからと言って何か納得した事など何もない。 ベートーベンが行き着…

4年という歳月

明日の9月27日でこのブログを始めてまる4年になります。 この4年の間にあまりに多くの事があったし、その出来事を書いて来ました。 膨大な方々にコメントを頂き、心から感謝しております。 その中にはもちろん面識のある方からまだ1度もお会いした事の…

二人の指揮者

僕の修行僧の様な夏の生活もグルダのコンサートと共に終わった。 同時に修行僧の様な秋の生活が始る。そのグルダの時に聖響さんが聴きに来ている事を知らず、下野さんにバックステージで聴いてびっくりした。下野さんと常任指揮者の聖響さんは同い年。そんな…

グルダのブラスとチェロの為の協奏曲

大学の2年生だったと記憶しています。先輩から「これ聴いた?」と言われ、当時僕が欲しくてしょうがなかった「ウォークマン・プロフェッショナル」という機械でこの曲を聴かせてもらったのが最初の出会いでした。 その時は正直(なんだこれ?しかも相当難し…

中国 上海編

昼過ぎの飛行機で北京を離れ上海へ。上海の空港からバスで1時間半ほどでホテルへ。バスのガイドさんがまた日本語の上手な中国の方。 「上海は交通渋滞は日常茶飯事ですよ。高速道路の混み具合を表す電光掲示板があります。それは東京にもありますね、渋滞が…

中国 北京編

北京の空港に降り立った時は驚きました。機内で「天候は晴れ」とのアナウンスがあったのにもかかわらず、視界は悪く真っ白という感じでした。排気ガスのせいなのかなんなのかわかりませんでしたが、とにかくびっくり。 みんなマスクを着用していました。 た…

中国

8月30日から中国に滞在している。最初の6日間は北京、そして一昨日からは上海に。 日本から3時間で着くぐらい近い国だけど、あまりに多くの習慣やルールが違う為に驚く事ばかり。携帯電話でのblogはなかなか捗らないので、帰国したらパソコンで一気にこの中…

松本 4

この夏、松本で多くの人の多くの言葉に驚嘆したり、感心したり落胆したり、感動したり考えさせられたりとかなり忙しい。 当たり前だけど、やはり音楽と共に言葉の力は人間を上下左右と自由に翻弄できる。 その中でも僕の心に最も響き、反省させられた言葉が…

松本 3

リハーサルはすべて終わり、今日ドレスリハーサルだった。 バルトークを続けざまに2曲演奏するというのは、非常にタフな事であることは理解した。舞台上でどんな演出が繰り広げられているのか、10秒でいいから見てみたい。 「中国の不思議な役人」も「青…

松本 2

3日間びっしりとリハーサルがあり、今日は一日オフだった。 バルトークの「青ひげ・・」も「中国の不思議な・・・」も僕は実は初めて。 さらにはあまり得意だとか不得意、好き嫌いという範疇にない作曲家であるバルトークという事もあるし、 特に「中国の不…

松本 1

あっという間に月日は流れ、去年の「サロメ」からもう1年が経ったとは。その流れでこのオーケストラでニューヨークに行ってからも8カ月が経過。短いようだけど、やはり3月11日という1日によって、大袈裟だけど僕の人生や人生観は変わってしまった。受け入…

マイ・ヒーロー

何人かの方に 「仮面ライダーと一緒に弾いてたでしょ?見たよ」 と言われた。 2ヶ月ぐらい前に収録した「題名のない音楽会」がオンエアされたみたいだ。 確かヒーロー編隊物というテーマで、仮面ライダーが登場してそこで楽器を弾いた事も良く覚えている。 …

癒しの曲

「癒し」という言葉を世に送り出したのは上田紀行さんと言われているけど、その上田紀行さんの著書、「慈悲の怒り」(震災後を生きる心のマネジメント)を読む。 この本の事はいつかまた書きたいと思っているけど、その心のマネジメント。若いバイオリンの友…

大野和士さん

京都市交響楽団でのマーラーの3番。 言葉が見つかりませんが、この上ない極上の幸せを頂きました。 4日間のリハーサルで、毎日オーケストラがどんどん変わって行く。 そしてゲネプロ、本番とまさに天国への階段を登るがごとしでした。それを導いたのが大野…

京都へ

台風が居座っている事もあり、急遽京都に前日入り。こればかりはいかんともしがたい。元々ビビり体質で神経質であるし、歳を重ねる度に益々自分に対して様々な法律を作って窮屈になっている。オーケストラの遅刻ほど怖いものはない。学生時代、小澤征爾さん…

再び北へ

十勝から帰って来た後は名古屋に行ったりして、東京で落ち着ける事なく時間が過ぎました。夜中にせこせこと練習して、なんだかさすがに疲れがピークです。今日から再び帯広です。 今日から19℃が最高気温らしいです。 上着をもって行く気が全くしませんが、…

チロット音楽祭終了

宮本文昭率いるMAP'Sの一員として、宮川彬良さんとのクラシック・バンドとしてチロット音楽祭@幕別町に行って来ました。 さすが十勝、30度はあるというのにあの爽やかな気候はどうなんだよ。楽器は正直なもので、すこぶる機嫌が良かった。僕は縁あって十勝歴…