チロット音楽祭終了

宮本文昭率いるMAP'Sの一員として、宮川彬良さんとのクラシック・バンドとしてチロット音楽祭@幕別町に行って来ました。
さすが十勝、30度はあるというのにあの爽やかな気候はどうなんだよ。楽器は正直なもので、すこぶる機嫌が良かった。

僕は縁あって十勝歴20年になる。
多くの人に出会い、多くの人に親切にして頂いた。
そろそろ恩返しを何か出来ないかと思っていた時にこのチロット音楽祭の話を頂いた。
まず頭に浮かんだのは十勝の人達にとにかく宮本さん率いるMAP'S を聴いて頂きたいと最初に思った。
そして宮川さんのトークと音楽を十勝の方々に紹介したいと思った。1回目、2回目と予算的な事もあり、なかなか難しい船出ではあったけど、2回目から宮本文昭さんがミュージックアドヴァイザーになって頂いたあとは、彼の情熱とそれを応援してくれる地元の方々のおかげで今年は僕が想い描いていた音楽祭に徐々に近づいて来た。
まだまだいろんな課題も残されているだろうし、いろんな可能性も秘めているはず。
宮本さんや地元の方々の情熱に負けない企画や演奏をしていきたい。そしてこの十勝の大地に恩返しが出来たらと強く思う。

自分の事はさておき、宮川さんとのクラシック・バンドの「心のバレイ」はとにかく素晴らしい演奏会だったし、ガラコンサート、及び今日のMAP'Sの演奏は熱いだけではない洗練された和声感、音楽が持つディレクションやフレーズの共有は、素晴らしかった。
さらに、地元のブラスバンドの指導ももちろん、感動的な演奏を聴かせてくれたSAXの小串さんも素晴らしかった。

そして多くのボランティアの方々、スタッフには心から感謝している。見事に若いプレイヤーと僕のような中堅プレイヤーの演奏や普段の友人関係を素晴らしいものにしてくれたコンサートマスターの矢部君にも感謝したい。
あまり褒めると調子に乗るのでこれぐらいにしたいけど、東京、四国という遠くから来てくれたお客様や地元のお客様をはじめ、今回この音楽祭に関わったすべての人達に有難うございましたと言いたい。