神戸屋

学生時代、大学から成城学園駅に行くバス通りに神戸屋というレストランがありました。いわゆる、あの「神戸屋」です。もちろん今もあると思う。学生の身分ではやはり高級でとても簡単に行ける店ではなかったのよね。
学生時代、一度だけ入った事がある。パンが食べ放題と言う事で、一体何枚食べた事か。
その時に注文した物を未だに覚えている。
ジャーマン・ハンバーグステーキ。
単にハンバーグとソーセージが鉄板の上に同居しているだけだったけど、高級な物を食べてしまったとその当時は思ったものです。

社会に出た後はたまに利用させて頂いていましたが、最近では時間が無い時にテイクアウトでコロッケサンドイッチを買ったりするぐらいかなぁ。

ちょっと心配している事がある。
僕の自宅の近くの環八沿いに神戸屋があるけれど、昔はいつもお客さんが並んで待っている様な感じだったのに、最近は本当にガラガラ。

しかも旗がひらめいていて、「パン食べ放題!」とか「自慢の手ごねハンバーグ」などと書いてある。どうした神戸屋
パンはそんなに食べれないし、ハンバーグは手でこねる事は当たり前じゃないのかな?
不景気とはいえ、数年前まではまだお客さんで一杯だったのに。

僕は密かに店内全面禁煙にしてからお客さんがいなくなったんじゃないかと分析している。モスバーガーで閉店してしまった店舗の理由が「全席禁煙にしてからお客さんが入らなくなったから」という話をこの前聞いた。
嫌煙家、愛煙家、僕はどちらも非難をするつもりもありません。
愛煙家がどんどん肩身が狭くなったのは、原発と違い利権がないからでしょうね。
福島があんな状態になって、住人の方々の健康も守らない国が禁煙とか言っちゃだめよ。せめて「タバコは直ちに健康に影響しません」と言わないと。
最近のいろんな新聞テレビ以外の報道を見ていると、原発健康被害をタバコにすり替えたんじゃないかと思いたくなるほど酷い。
こんな事書くと嫌煙家の方々から怒られるだろうなぁ。すみません。


若い頃、あれだけ憧れたレストランの神戸屋がさびれて行く姿を見るのは寂しい。
全席禁煙説はあくまで僕の予想だけど、今は1200円も出せば、大盛りのサラダ、パスタ料理、デザート、珈琲という相当美味しいランチが食べられるイタリアンの店が沢山ある中、サラダバーだけで740円というのも僕を遠ざけた理由でもあるな。