2008-01-01から1年間の記事一覧

全てが終わり、また始ります

「Duo」という石田様とのDVDに関するイベントやコンサートは今日で取り敢えず終了しました。 関東近辺ではですが、あとは流れ次第でいろんな都市にも伺うかと思います。 普段はもちろんステージでほとんどのコンサートは行われるのですが、こういうイベント…

帰京して

一週間に及ぶ九州の旅が終わってしまいました。 実はスケジュール的には大変でしたが、充実度はかなりな物でした。ここでカルテットで巡業と言ってはいましたが、どんなメンバーなのか、どういう団体なのかを紹介したいと思います。「アンサンブル・∞」とい…

九州巡業 カルテット・ツアー

18日に神奈川フィルの「みんなのオーケストラ」のコンサートが終わり次第新横浜から新幹線に飛び乗り、小倉に向かいます。 19日からはハードで地元の希望されている方々のレッスンをして、そしてリハーサル、そして本番という日々が続きます。 20日は…

ついに来ました夏休み

いやいや、オリンピックはなんの競技を見ていても面白いです。見た事がない競技でも、それに人生を賭けている人達がいるだけあって、本当に見ていて飽きる事がありません。それにしても北島選手は凄い。ピンポイントでその日、その時間に向けてすべてを合わ…

白寿ホールでの昨日のコンサート

この信じられない暑さの中、またお盆休みの貴重な時間をさいて多くの方々に白寿ホールまで足を運んで頂き、本当に有り難うございました。それにDVDも沢山お買い上げ頂き、本当に有り難うございました。DVDを制作したSPOのスタッフ、出資して頂いた星光堂さん…

明日は白寿ホール

2008年8月8日、北京オリンピックが開幕しました。スポーツフェチの僕にはたまらない毎日ですが、隣の中国でのオリンピックなので、夜中に時差を利用してみる事ができないのが非常に苦しい所です。まあとにかく、選手達が無事に戦える事を心から望みます。ま…

高校の仲間

8月2日、3日の二日間、名古屋に行って参りました。 目的は名古屋芸術大学の夏期講習、もう1日は高校時代の仲間との再会の為です。同窓生で彫刻家になった松田光司君の名古屋での個展を見て、そのあと同じクラスだった友達数名で食事をしました。 彫刻と…

夏休み

子供の頃の記憶や感覚は、どうやっても忘れる事ができません。絶対音感もそうですし味覚もそうだと思います。 そして「8月」という単語の響きには、今の僕の年齢になっても、休みであるという感覚が強く残っていて、それを払拭する事は多分無理なんでしょう…

東京アンサンブル 紀尾井ホール

ほぼ一週間のリハーサルを終え、今日紀尾井ホールでコンサートがありました。 いつもよりは人数もコンパクトでバロックの曲を中心にしたコンサートでした。 アルビノーニのオーボエ協奏曲(オーボエ古部賢一)、モーツアルトの2台のピアノの為のソナタ(編…

明日はなんとDVD発売開始の日です

明日、7月25日は「DUO」という題名のDVDが発売日です。 「DUO」と言うのは、神奈川フィルのカリスマコンサートマスターの石田くんと僕山本裕康のDVDです。 制作した会社の方々といろいろ話している時に、サブタイトルはどういうコピーがいいかと随分お話…

帯広の次は

長い帯広の滞在が終わりました。 コンサートは2日間ともかなりの盛況ぶりで、本当に来て頂いたお客様には感謝いたします。 とりわけブラームスのピアノクインテット、メンデルスゾーンのオクテットなどはかなり良い演奏だったのではないかと自画自賛してお…

毎年恒例の帯広

16日から21日まで北海道の帯広へ参ります。 この毎年7月恒例の帯広でのコンサートの歴史は長く、僕が関係する様になってからもすでに13年ほどになります。 どんなコンサートかと言いいますと、帯広市に萩原建設工業という建築会社がありまして、その…

ジャパンチェンバー・オーケストラ長崎公演

ジャパン・チェンバー・オーケストラと横山幸雄くんでショパンのピアノ協奏曲1番、2番を持って長崎に行ってまいりました。 実は長崎という街、僕はすごく好きなんです。今まで4回程でしょうか、伺った事があるのですが、いつも(良い街だな)と思っていま…

横山幸雄ピアノトリオの夕べ

8日に兵庫県立芸術文化センターの小ホールで横山幸雄ピアノトリオの演奏会をしてきました。曲目はメンデルスゾーンのピアノトリオ第1番、ショパンのノクターン13番・ハ短調、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、そしてベートーベンのピア…

ジャパン・チェンバー・オーケストラ 第15回

昨日コンサートが終わりました。 いつもながらエキサイティングな舞台で、みなさんの集中力たるや尊敬に値するものでした。その中で自分の仕事を、そしてそれ以上の物を探し出して何かに結びつけるこの団体に、毎度ながらびっくりしますし、自分も自分以上の…

半年終了

早いもので、もう2008年も半分が終わってしまった。 そんな半年を総括するつもりは全くありませんが、今年の手帳を1月からずっと眺めてみました。 僕はこのブログは別として、日記と言う物を書いていません。 しかし、多くの方々もそうだと思いますが、…

僕の愛すべき曲達 1

世の中にこれが一番好きな曲だとは絶対に決められません。どんな曲でも本当に素晴らしい。 しかし、吉田秀和さんの様には表現できないですが、稚拙な文章ながら書いてみたかったのが、「僕の愛すべき曲達」です。その第1回目としてこの曲を取り上げようと思…

カルテットがやりたい!

ふと思ったのですが、今年はブラームスの室内楽曲を弾く機会が多いです。 ピアノトリオ第1番、弦楽6重奏曲第1と第2番、ピアノカルテット第1番、クラリネットトリオ、ピアノクインテット等。 あと3月のドッペルコンチェルトや4月のピアノ協奏曲の第2…

理想の生活

名古屋まで車を飛ばし、ベートーベンのチェロソナタ3番とブラームスのクラリネットトリオを演奏してきました。 ここ2年ほど、バッハの無伴奏チェロ組曲を中心とした生活でした。 久しぶりにベートーベンを演奏し、やはりこのベートーベンのソナタは僕の人…

タイガー・ウッズ

僕はマスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロの4大メジャー大会はどんなに忙しくても、必ず夜中から朝までテレビで観戦します。 ゴルフが面白い事はもとより、優勝を争う世界トップクラスのプレイヤーのその時の想いや、その勝利に賭ける何かを想…

姫神、そしてブラームス

今週は相模原の小学生対象のコンサートの為、3日間相模原に通います。 それが終わると東京で姫神の星さんのライブに緊急参加。 星さんは素晴らしいアーティストとしてだけではなく、作曲、編曲、と類い稀な才能を持っておられます。 実は僕のバッハの無伴奏…

ソリスト

シューマンの協奏曲が終わり、その後、本当に沢山の方々から感想、激励、そしてご指導を頂きました。 この事については本当に感謝しております。 そもそも音楽家は1度社会に出ると、もう誰も何も言ってくれません。 仲の良い友達から助言を頂ける程度で、本…

シューマン チェロ協奏曲

今日、ようやくと言ってはいけませんが、シューマンのチェロ協奏曲が終了しました。 実際、緊張もしていたでしょうし、集中もしていたと思われ、どんな演奏をしたかはほとんど覚えていません。 そんな大きなミスは無かったように思いますが、なにせあまり記…

大阪センチュリー交響楽団

新しい大阪府知事が大阪センチュリーへの補助金等の支出をストップするとおっしゃってます。 そして先日大阪府知事はテレビで、「お笑い」の様に府民に根付いた支持があるものならまだわかる、府民に必要がそんなにあるんですか?そういう存在になってみなよ…

父の日

6月15日が今年の父の日ということらしい。 今まで父の日らしいことを僕は自分の父親にした事がありません。別にそういう世の中の流れに反発している訳ではないのですが、メールを書くか、電話をする程度です。しかもメールに書くにもどうやって書いていい…

宮崎国際音楽祭、そしてシューマンへ

宮崎国際音楽祭は国際の名がつく通り、規模も大きく、海外からのアーティストも数多く参加されています。 日本にいる数多くの素晴らしいアーティストから刺激はいっぱい頂いていますが、なにしろ、ヨーロッパの音楽界の動向、 エピソードなどはやはりそこに…

宮崎音楽祭 雑記

全ての公演が終了いたしました。 最後の公演にはホルスト作曲の「惑星」が演奏されました。一曲一曲の前にナレーションが入り、大きなスクリーンにNASA提供の映像と写真を映し出すというコンサートで、ステージ上ではオペラのピットの中の様に暗くして、楽譜…

宮崎音楽祭日記

去年はさほどでもなかったのですが、今年はどこに行っても東国原知事のイラストや写真、「どげんかせんといかん」という言葉を目にします。 苦笑したのは「どげんかせんとい館」という居酒屋までありました。 知事が交代するだけで、ここまで変わるのかとび…

音楽祭

今、日本でどれぐらいの数の音楽祭があるのか全くわかりませんが、想像以上だと思います。大規模な音楽祭から小規模な音楽祭までいったいいくつおこなわれているのでしょうか。 いままで結構誘って頂きいろんな所の音楽祭に参加させて頂きました。 木曽福島…

私の好きな曲

学生時代から評論家の重鎮、吉田秀和さんの「私の好きな曲」という本を愛読しております。 学生時代はそこに書いてある曲はほとんど演奏していないどころか、知らない曲ばかりでした。 あれから20年という月日が経ち、今でも思い出した様にこのぼろぼろに…