ジャパンチェンバー・オーケストラ長崎公演

ジャパン・チェンバー・オーケストラと横山幸雄くんでショパンのピアノ協奏曲1番、2番を持って長崎に行ってまいりました。


実は長崎という街、僕はすごく好きなんです。今まで4回程でしょうか、伺った事があるのですが、いつも(良い街だな)と思っていました。
今回は演奏会当日に着いてすぐゲネプロ、そして本番、次の朝には飛行機に乗っていたと言う事で、ほとんど街を満喫出来る日程ではありませんでしたが、長崎は好きです。いつか「僕の好きな県ベスト3」と言うのもこのブログに書いてみたいと思っています。


さて、その演奏会ですが、かなり大きなホールで、響き等かなり最初は戸惑いましたが、だんだん耳も慣れ、本番は凄くよかったんじゃないでしょうか。
それにしても横山君の詩情あふれたショパンはいつも見事だと思います。
それに本当に僕はショパンという作曲家にはほとんど興味もなかったのですが、かなりはまってしまいました。
メロディーもさることながら、ピアノの左手のバスの進行、ハーモニーも芳醇さにすっかりやられてしまいました。


終演後打ち上げの場所で横山くんに「残りの人生、ショパンにかけたい」と言ったら軽く笑われて、「あ そうなんだ」という冷たい反応が返ってきました。
まあ全くピアノなんて弾けませんから、ショパンもくそもないのですが。


これが終わり、わずかながらの休息が取れますが、シューマンのコンチェルトからは1日も休む日も無く今日まで来ましたから、まずは1日は完全休養、そして16日から始る帯広での室内楽の公演の曲の練習をしなくては。

もう若くないので、1日だけでは全く疲れが取れません。出来る事なら1週間ほど、楽器を弾かずにゆっくり読書したり、スポーツしたりと過ごしてみたいです。
6月ぐらいからウォーキングを再開しているのですが、最近は命の危険を感じます。40分程歩いているとフラフラして、しゃがみ込みたくなる程になってしまいます。
気をつけないと。健康のためなら命も惜しくないと言う訳ではありませんので。