半年終了

早いもので、もう2008年も半分が終わってしまった。
そんな半年を総括するつもりは全くありませんが、今年の手帳を1月からずっと眺めてみました。


僕はこのブログは別として、日記と言う物を書いていません。
しかし、多くの方々もそうだと思いますが、手帳は日記とほぼ同じようなものです。
コンサートの予定や、その時の曲目、人の電話番号、メモ、そしてさらには筆圧であったりすべての事が、それを書いた時の事、その予定をこなした時の事を如実に思い出します。

それにしてもずっと眺めていると、2月3月4月とよくぞこの予定をくぐり抜けたなと今更ながらびっくりしました。
少しだけ自分を褒めてあげたくなりました。
ご褒美にdocomoの新しい携帯の機種を自分で自分に買ってあげようかな。


まあそれはともかく、2月にジャパン・チェンバー・オーケストラでメンデルスゾーンの「イタリア」を演奏しましたが、今日から再びジャパン・チェンバー・オーケストラで同じくメンデルスゾーンの「スコットランド」の練習が始まりました。
それにしても難しい曲で素晴らしい曲です。この曲は去年、神戸室内でボッセ先生指揮で演奏した事を思い出します。
80歳をゆうに超えてあのテンポ感は本当に素晴らしかった。早すぎず、決して遅くもなく。
ボッセ先生は「僕の先生をたどると、メンデルスゾーンにたどり着く。メンデルスゾーンは本当に僕にとっては重要な作曲家だ」とおっしゃっていました。
僕はどちらかと言うと「イタリア」よりも「スコットランド」の方が好きかな。


そんな曲で2008年の後半戦が始りました。
素晴らしい仲間と演奏出来て、素晴らしいスタッフと一緒に仕事が出来て、そして応援してくれる最高のお客さんに聴いてもらえて、幸せな人生だと改めて思います。
あとは僕の努力だけですから。


今年の後半も、そんな仲間やスタッフ、そしてお客さんと共にいい時間といい音楽を共有したいと願っています。