しばらくの沈黙でした

ちょうど一週間後、チェロ4人のコンサートのコンサートです。
先日そのリハーサルがありましたが、楽しい反面、シビアな曲が多いのでかなり不安にもなりました。元々、心臓が小さいんです僕。「まぁなんとかなるかも」と思えない性格らしく、リハーサルで結構いい感じになった事が逆に心配のネタになったりもします。

チェロ以外ではかなり楽天主義者なんですが、どうしてもチェロに関しては悲観主義者になります。
生まれつきの性格なので治す事も出来ませんし、治そうとも思ってはいません。


僕は舞台に出る瞬間だけ、神に祈ります。普段は本当に無宗教なんですが、舞台に上がる直前はめちゃくちゃ祈ります。
どんな神か?と聞かれても困るのですが、祈りながら倒れそうになっています。
何年この仕事を続けていても緊張しないという事はないです。
皆さんそうだと思いますが、慣れる事はないですね。
だから練習するんでしょうね。


この一週間、練習しなきゃいけないのに爪から血がでたりしてなかなかはかどりませんでした。
でもそのおかげでプログラムノートやら、それに付随する原稿を書けました。
しかし、それがまた時間がかかるんです。でも真剣に書けば書く程楽器の事は忘れられますから、意外にいい気分転換にはなりました。
でも夜中までパソコンの前に座り続けるとかなり疲労しますね。
オフィスで1日パソコンの画面を前に仕事をしてらっしゃる方々、尊敬します。
大丈夫ですか?目も首も方も背中も。
僕はそういう仕事は無理なんでしょうね。


(みんな本当によく弾けるよな。。。)
これがリハーサルした感想です。本当に良い音してますしね。
みなさん忙しいのに大したものです。本当に素晴らしい。感心する事しきりです。

でもコンサート自体は僕も本当に楽しみにしております。
全くの我々4人の自主コンサートでありますから、沢山のお客さんが来て頂けたらと祈ってます。
三宅さん、辰紀さんはチェロ1本のソロも弾きますし、古川くんと僕はデュオで僕の作曲した曲を弾きます。後はチェロ4本の曲ですが、多分楽しんで頂けるのではないかと思います。
皆さんも言っていましたが、この4人で全国をツアーできたらと思っています。


兎に角あと一週間、ハイドンのチェロ協奏曲をなんとか頑張りたいと思います。幸いな事に爪もくっつき始めましたし。

アロンアルファ、これは最近非常に助かってます。よくくっつきます。



さて 練習しますか。