STAP細胞

この一連のニュースには正直どうなっているのか皆目見当がつかない。
もちろん全く知らない世界の事なのは言うまでもないけど、
「実験ノート」の重要性すら知らなかったし、論文なんか書いた経験もない僕が、
だから小保方さんがどう、とか理研がどうとも言える筈もない。

ただ、僕としては突如として「未来のノーベル賞を取れそうな30歳の理系女性」という報道で小保方さんを知り、一ヶ月程して「改ざんねつ造」をした人としての小保方さんを再び見る事になったと言うのが正直な所。

今日たまたまテレビを見ていてこの話題を盛んにやっていたけれど、コメンテーターすら一枚の写真の事をまるで勘違いして怒っている始末。
理研がああいう記者会見をして、小保方さんが明日会見をするという事らしいけど、
もっと理研と小保方さんの間でちゃんとしたやり取りをやってからにして欲しいとも思う。
明日は小保方さんが会見を開けば、そのニュース一色になるだろう。
そのメディアの中で言い合いをする構図はちょっと前の交響曲ヒロシマ」でもそうだったけど、
そんな物を見たくもない。
あのゴーストライターの騒動は音楽関係の仕事をしてる僕は実は興味もなかった。
ただ作曲をしてた新垣さんは昔からの知り合いでもあったし、それなりの想いはあったけど。


いずれにしても、世界の頭脳達が凄い物を発見したり証明したりで僕は恩恵を被って来たし、これからもそうだろう。そして時代がそれを評価するだろう。
あれだけ持ち上げて、同じ人が今度は落とす。
持ち上げる前の伝える人たちのもう少し慎重な姿勢を期待したいな。
山中教授が当時「伝えるにはそれなりの勉強もして欲しい」とおっしゃった事に納得する。
山中教授の話を聞いてようやくIPS細胞とSTAP細胞の違いがわかったんだよな。
この騒動を冷静に当時から話していた山中教授、そこがやっぱり凄いところなのかな?
それすらも僕にはわからないけど。