もうすぐ宮崎

ゴールデンウィークという物を享受してみたいという願望は毎年あるけど、当然の様に今年も無理そうですな。

4月30日に新百合ケ丘の「ゆりホール」でカサドの無伴奏とショスターコービッチのピアノトリオを弾いた。どちらも僕にはタフな曲でさすがに昨日は何も手に着かないぐらい疲弊しておったのよね。
カサドは初めて演奏したのが今年の2月。先日で2回目。ちょっと正気で弾けるようになったかなと思う。もう1回どこかで演奏すると結構いろんな事が整理されると思ってる。
それにしてもショスターコービッチのピアノトリオはかなり回数は重ねてはいるけど、1楽章の出だしの恐怖は筆舌に尽くし難い。
それでも愛する曲の中の一曲である。

今日はあいにくの雨だったけど、必要に迫られスニーカーとTシャツ、そしてユニクロでちょこちょこと買い物をしてきた。
残りのゴールデンウィークはオーケストラのリハーサルや本番、そして再び松本へリハーサルに行き、後は大学にレッスンに行く。

松本は実はチェロの演奏ではなく、7月1日の松本室内合奏団の定期公演の指揮をするというもので、そのリハーサルの為にちょくちょく最近松本を往復している。
曲はブラームスの「セレナーデ2番」、ベートーベン「シンフォニー2番」、そして芥川也寸志さんの「トリプティーク」。

この指揮に対しては追々ここに書いていこうと思うけど、興味深いし難しい。
演奏する事とはまた全く違う難しさがそこにはある。

そんな訳で今日はゆっくりしますが、明日からは覚悟が必要。そしてゴールデンウィークが終了すると健康診断を受けるや否や宮崎国際音楽祭に参ります。

今年は弱冠短い滞在になりますが、それでも10日ほど。宮崎で再開できる「みるくハウス」のマスターとママさん、「串ぼうず」のマスターやママさん、会ってお話できる時間を楽しみにしております。

さて、6月の曲を譜読みしますか。