確定申告

春がちょっと見えて来た気がします。
とはいえ、まだまだ僕には寒い。
もう3月も半ばだというのに。

冬に生まれたのにもかかわらず、どうも寒さが苦手のようだな。
夏はどれだけ暑くてもウォーキングは出来るし、むしろあのシャワーでも浴びたぐらいの汗をかきながら歩いたり走ったりした方が充実感があったりもする。
どちらかと言えば夏の暑さの方が強い。
小学校の頃を思い返すと、真冬も半袖半ズボンで登校してたけど、今から考えればあれはなんだったんだろ。何かの記憶違いかと思ってしまう。

寒い寒い、今日はちょっと楽、いや、今日は寒い、と言っている間に確定申告の期間を過ぎてしまった。
高校の同級生の税理士からは呆れられている。
事務的な事が全く出来ない僕は、本当に自分でも嫌になる。
出来ないと言うか、やらないと言うか。
原稿を書かなきゃいけない時も、何故か余裕を持って書く事が出来ない。

「○月×日が締め切りですから」と言われていても、僕は勝手にその日が第一次締め切り日だと思う事にしている節がある。そしてその締め切りの日に「3日後が入稿ですから、絶対明後日までに」と強く言われてもその日はやらない。

やらなきゃ始らないとわかっていても、何か天から降って来るのを待ってるんだなきっと。
今まで天から降って来た事は1度も無いのだけれど。

とはいうものの、今日めでたく同級生の税理士に書類を送った。
と、偉そうに書いてみたが、実は昨日も送って、今日着いたものを同級生が見て、足らないものをメールしてくれて、再度送ったのだ。
だいたい何年確定申告をやってるんだという話だ。

でも同級生は僕の事をよく知っていて優しい。
「お前がきっちりと期限を守るなんて、高校の時から思ってなかったから大丈夫だよ。ゆっくりやりな。控除が減るだけだから大した事ないよ」

そろそろ見てろ。来年はばっちり2月中にどっさり書類を送りつけてやるから。
慌てふためく同級生を今から想像してニヤニヤしている。