3月が始った

2月が終わったと思ったらもう3月だよ。

3月18日に新名古屋交響楽団という若い方中心のオーケストラとドボルザークのチェロ協奏曲を弾かせて頂く。

その前に神奈川フィルでベートーベンのシンフォニーばかりの定期演奏会がある。
仕事は主にこの2つのみ。
当然、引き蘢って練習する事になる。
ドボルザークのチェロ協奏曲は愛知県立芸術劇場での公演。
3年半前、同じこの愛知県立芸術劇場でドボルザークを演奏したけど、これが僕の母親が聴いた最後の僕の演奏となった。
懐かしいと言うより思い出すと涙が出る。
まさかその一ヶ月後に倒れる事になるとは想像だにしていなかった。


18日までは死にものぐるいで行こうと思う。
そしてそれが終わったら少し休む。
そして4月が始ったらまた怒濤の日々が来る。次の休みは7月に決めている。
2012年が始ってから今日まで休日というものは皆無だった。
しかし、昨年5月の末から身体を整える体操の師匠と出会ってからは至って元気になった。これは僕の人生にとっては大きい。それまで怪我をしないようにびくびくと練習をしていたのが嘘のようだ。ありがたい。


先月、無事に誕生日を迎え、多くの方から「おめでとう」と言葉を頂いたり、友人達がパーティを催してくれた。大変有り難いし、嬉しかった。
さらに僕を有頂天にしてくれたのが親友からのプレゼントだ。
大リーグの開幕戦のマリナーズ対アスレチックスのチケットがそのプレゼントだった。


マリナーズの開幕戦に行きたい?」と聞かれて「もちろん」と答えた僕だけど、チケット代金は払うつもりでいたらプレゼントだった。
それが無料で行ける事が嬉しいのではなく、あらゆる努力でそのチケットを手に入れてくれた事が嬉しいのですよ。
ありがと、ホントに。


とにかく体調に気をつけてなんとか18日を乗り切りたい。
その日にCDも発売される。