新聞・雑誌・ニュース

一週間熊本に滞在してました。その間の世の中の情報は毎日ネットを通じて毎日読みます。もちろん携帯電話からだけど、3つ程のニュースのサイトを読めばほぼ起こった事は知る事は出来ます。
次の日、ほぼ同じニュースを新聞で読みます。テレビは一切見ません。
ネットの情報はただのニュースとして目で追える情報としては実に便利で痛快。
ただ、新聞はその行間から自分が考える余地を与えてくれているようで頭を働かせる情報としてはとても充実感があります。
また、紙をめくりながらそのページで最初に目に飛び込んで来るニュースと言うのは多分、職業、性別、年齢、つまり人によって違うという所が面白い。

でも新聞に書かれる事が嘘であるとは言わないけど、書いてある事の50倍、100倍の量、あえて書かない事や記者の無知で書けない事があると思ってはいます。
そう思って読めば新聞もなかなか朝のひととき楽しめる。



大相撲の八百長のニュース。
この話には本当に興味がない。
神事であるのか、国技なのか、スポーツなのか、それとも興行やエンターテインメントなのか、全く良くわからないのが僕にとっての大相撲だった。
神事だったら公益法人ではなく宗教法人でも良さそうで、興行やエンターテインメントだったら八百長にはならない。石原都知事が「あんなもの、昔からそうだったんだから、八百長だと思ってみんな見てるんだよ」という発言、公の人が平気でそこまで言えてしまう大相撲って一体なんだろう。余計に分からない。だから余計に興味もない。


我らのオーケストラは興行ではありますが、八百長すらする意味もなく、演奏会では何かと叩かれ、細々と頑張っていると、今週の週刊新潮に「尻に火がついた神奈川フィル」と書かれる始末。
書き方としては公益法人に移行できなくなって倒産する事がニュースとしては面白いという事みたいです。
記事の最後に「楽団員も街頭に立つか」で締めくくられていて、団員の僕でも意味が良くわかりませんでしたが、記事にして頂いて有り難うございましたとも思いますよ。ペンは剣より強しと言いますが、そりゃそうです。剣で刺せる人数は限られていますからね。