スニーカー

僕はこの年齢になっても普段はほとんどスニーカーを履いている。
今日、ダメになったスニーカーを処分して、新たにスニーカーを買いに出掛けて初めて自分はこのスニーカーショップにそぐわない年齢であると感じた。


とは言っても他のちゃんとした靴を履く勇気もなく、結局このスニーカー生活もまだまだ続くんだろうな。
そんな訳でいろんなスニーカーを履いて来た。というか、試してきた。
それでハッキリしている事がある。ついつい目が行き、結局購入するのが「アディダス」と「パトリック」というメーカー。
「パトリック」は僕には本当に履きやすく、細身ですごく心地いい。
アディダス」は中学の時バスケットボール部に所属していた時、アディダスバスケットシューズが欲しくてもどうしても買えなかったからか、未だに憧れていてそのアディダスのコーナーにしばらく佇み、アディダスに囲まれてニヤニヤして悦に入っている。そして買う。
今日はアディダスとパトリックを購入。

しかも新宿で店内改装の為の最終処分セールとやらをやっていて、そういう時に必ず引き寄せられて靴を買う事がほとんどである。
新宿に行くと必ず紀伊国屋書店ジュンク堂書店に入ってしまう。
まだ買っても読んでない本が沢山あるというのに。
「私のマルクス」という本を読み、立て続けに「ロシア 闇と魂の国家」を読んだ。その影響もあって、新たな亀山郁夫さんの翻訳されたドストエフスキーを読んでみようかと思う。かなり前に読んだのは江川さんという方の訳だったと思うけど、もう一度ドストエフスキーはちゃんと読んでみたい。


ロシアに行ったとき、チェロの原田禎夫さんと罪と罰の主人公のラスコリーニコフ関連の場所を二人で巡った事を思い出した。
その時に履いていたスニーカーはアディダスだった事は良く覚えている。
黒に白のラインが入ったもの。
それが何だと言われると辛い。
単なる記憶ですから。