有頂天日記 3 In ボストン

明日ニューヨークに移動する。ボストン最終日。お昼に原田禎夫さんに韓国料理に連れて頂き、やはり東洋人は東洋の食事が必要だと感じた。何故か身体も温まるから不思議なものだ。


小澤さんの戦争レクイエムのリハーサルが続いていますが、2年前の時も凄かったとは言うものの、今回の凄さは次元が違う。ちょっと形容し難いレベルになっています。


どのコンサートもそうですが、あまりに楽しみで、今から興奮ぎみ。

カーネギーホールで、日本の指揮者が、半分は外国の方々とはいえ、日本のオーケストラで戦争レクイエムを演奏すると言うのはある意味政治的にはチャレンジだと思う。でも、小澤さんの凄い所は、そういう意味合いが動機としてこの戦争レクイエムを選んでいない所だと思う。肌感覚や直感的な何か、あるいは大袈裟に言えば天の声に従って選曲しているような気すらします。


−10℃の中でタバコを吸う感じをしっかり思い出にして、
残り少ないボストンを堪能したいです。