神戸から横浜、そして東京へ

朝9時過ぎの新幹線で帰京。
新横浜で降り、ラーメン博物館へ。修学旅行は最後まで予定がビッチリなんです。僕はラーメン博物館は初体験。多くの方が知ってらしゃるとは思いますが、あそこは昭和30年代の町並みが再現されています。
僕のガキの頃より少し前の時代ではありますが、あの町並みがまだありました、確実にありましたよ。
その当時思った訳では決してありませんが、日本が1番希望に満ちた時代だったのかもしれません。みんなが元気が良く、そして小さな事に幸せを感じていた時代。殺伐とした今、ここまで便利になるともちろん嬉しいし有り難いですが、その負への触れ幅も大きく、一歩間違うと便利さとそこから生じる裏の面がどちらも振り切れてくっついてしまっている感じもします。


そんな中、神戸でのコンサートは実に心温まるものでした。と言って、自分が弾いたコンサートをこんな風に言うのもどうかと思いますが、お客さんと演奏者が作る人肌の温かさを持つ空間と、どんどん一体化していく時間を共有するという僕には嬉しいひとときでした。
以前、僕は300人のホールの演奏家だと言ったと思いますが、撤回します。
50人の帝王と名乗らせて頂きます。
あのキャパシティ、僕は好きですね。


月曜の朝アメリカに行くとは信じられない。まだ何も用意していないし、用意が終わった自分の姿が想像すら出来ない。帰国したらクリスマスだなんて。帰国出来なくても本場のクリスマスですけどね。
なんかあっと言う間に12月は終わるな。