40にして惑わず

ここ数日で、この「40にして惑わず」の意味についての簡単な我々の結論が出た。
人生には起承転結があり、40代はその「起承転結」の「転」ではないかと。どういう事か?つまりチャレンジであり、40代で新たなリスクを背負い挑戦しないと多分人生の「結」がやって来る事は永遠にないだろうと言う事です。


オーケストラのプレイヤーは、指揮者の棒を見ているのではなく、指揮者の生きざまを見る。その生きざまとは、雲の上にある歴史上の偉大な楽曲達に対して指揮者がどの辺りを歩いているか、と言うその背中を意味する。そして素晴らしい指揮者に対しては、指揮者としてではなく、音楽家として、芸術家として見ていてる。


僕達はそんな音楽家と言える指揮者から見てバイオリニスト、チェリストではなく、音楽家として思われる存在になるためのチャレンジにこの40代を捧げなければならない。


その事に気付いた事一つとっても、この富山の旅は貴重な日々である。