熊本悲話

熊本に行った日はジムに行き、充分汗を流して万全で熊本到着。
着いてからは友人と美味しい食事を食べて話していい時間を過ごし、翌朝が非常に早かった事もあり、ちょっと読書をして寝る。


翌朝、何かがおかしい。
お腹が痛い。食事もほとんど食べられない。ホテルからバスで2時間半かかる小学校までどうしよう。バスに乗る前に何度トイレに行った事か。道中のトイレ休憩は
僕の為にあったようなものだ。学校に着いてからゲネプロまでほぼトイレ。
本番終わってトイレ、ホテルにたどり着いた頃には熱が。うなぎ登りの熱が、体温計がなくても良く分かるぐらいの成長ぶり。
オーケストラのパーソナルマネージャーにお願いして水とポカリスウェット、解熱剤、胃腸薬等とウィダーインゼリーを買って来て頂き、兎に角寝る。
熱が段々高くなり頭は痛いし、寝たり目覚めたりを繰り返す。もはやこれまで、人生わずか50年、あと6年もあるのに誠に無念じゃき、と思うに至る。
次の朝はお腹は落ち着くけど、まだ熱が。
またバスで1時間半。でもだんだん熱は下がって来て、夜にはほぼ下がった様だ。その夜はようやく食事が食べられた。


今日こそはと思って起きたけど、もう一歩冴えない。
でも子供達の歌声は胸を揺さぶるものがある。感動した。
そして純粋な田舎の子供達の「こんにちは〜」という挨拶の声を聞くと、自分の人見知りも含めたこの醜悪な態度を深く反省させられた。


3回の演奏会を終え、空港直行。
僕の飛行機は台風の影響で結局1時間半遅延、そして羽田までせこいジェットコースターの様な揺れ続ける1時間半のフライトで羽田着。


前のブログでトンコツラーメンはお腹を壊すなどと書いておきながら、食べなくてもお腹を壊すという事を知った。
勉強にもなったが悲しい熊本での物語だった。

2月にも熊本に行くけど、万全で臨みたい。