今は国の政策よりブラームス

民主党の代表選挙も終わり、これからの日本はどうなるのか注目ではあるけれど、蓮舫大臣の「尖閣諸島は領土問題」という発言はニュースとしては小さいけど、とんでもない失言の様な気がします。領土問題と国務大臣が発言した瞬間にもはやそのテーブルについたと取られても仕方ない。国益の観点から見ると本当に危ないと思ってしまった。


その民主的な手続きを経て代表、つまり総理大臣が決まった訳だけど、時の政権というのは、時限付き独裁とも言われる。でもその独裁を民主的な手続きを経て認めるというのは面白い。

その民主的な手続きを求め過ぎた為についに僕は東京アンサンブルをクビになってしまった。
意外に僕は民主的でフェアな立ち位置でいたいという人間みたいだな。
それでクビになったんだから仕方ない。僕はどんな場所でもそれで生きて来たし、それを認められる所でしか仕事ができない事は理解しているし。
でも、これまで楽しい事も充実した時間もありましたから感謝してるし、新たなメンバーでまたいい演奏をして欲しいと切に願います。


昔から、当然の事ながら両親に
「人様の迷惑にならないように」
としょっちゅう言われて育った。
インドでは
「お前も人間も迷惑をかけながら生きていくのだから、迷惑をかけた人を許しなさい」
と教えるそうだ。
それは素晴らしい教えだと思った。
かと言って、僕が裁判員裁判に行く事が仮にあったとして、どういう判断をするのか全くわからない。40年以上も生きて来て、まだまだ答えが出ない事が本当に沢山の事がある。
半年前に弾いたブラームスのドッペルコンチェルト、半年でこんなに曲に対して考えが変わるのかと、一体自分ってどこにあって、何処で変化してしまうのか、誰か教えて頂けないでしょうか。