ベートーベンの素顔

ベートーベンは秘密諜報員であった、という内容の本を読んだ。


これが実に説得力のある本で、これは一度読んで頂けたらと思います。
これまでも実は耳はそこまで酷く聴こえないという事はなかったという本を読んだ事もあったけど、今回はかなり興奮しました。
著者の方も「あくまでも、今まであった多くの仮説に1つの仮説が加わったと思って頂きたい」と言う様な事が書いてありましたが、説得力あったな。


佐藤優先生(お会いした事もないのに最近では先生と呼んでいます)の本をとにかく読みあさり、政治や歴史の裏側、そして脈々と流れる目に見えない力と言う物を知れば知る程、僕は悟った事があります。
僕は大人しく音楽を勉強した方がいいという事です。

とは言うものの、ちゃんとした歴史や情報は知っていないとまずいと強く思う。
そこから波及する経済や哲学への細部は到底理解するには無理があるけど、テレビや週刊誌では絶対に得られないこの深みのある内容は、読書からしか今僕が手に入れられる手段はありません。
僕は「全く知識が無い人間だった」と言う事がわかった事は非常に喜ばしい。

ここ3日間ほど相模原市で小学生達に1日に2回、音楽教室と称した神奈川フィルのコンサートをしていますが、いい加減
「運命が扉を叩く じゃじゃじゃじゃーん」
なんていう事を教えるのはもう止めましょうよ。
そんなの教育でも何でもないから。正しい事を教えないと、いつまでたってもベートーベンはじゃじゃじゃじゃーんの人で終わりますよ。
非常に僕はこの音楽教室の内容に不満でございます。