新しい首相

突然と言えば突然でしたが、あそこまで言われたら限界だったんでしょう。鳩山さんと小沢さんが辞任したのはもう3日も前の事。自分で言ってしまった責任はやはり首相としては重く、残念ですが、しょうがない。
そして辞任した理由の1つである「政治と金」からの脱却と言っても、こういう事態になると、民主党内も結局は権力闘争の様相。
最近「政治と金」は機密費を政治評論家やマスコミに渡すという意味らしいですから、マスコミが「政治と金」の事では批判記事書いちゃダメですよ。
みんなの党」の江田憲司衆議院議員が首相秘書官だった1997年にその機密費(報償費)を江田さんからもらったと東京新聞のコラムに佐藤優さんが書いてらっしゃいました。
江田衆議院議員は全てを説明する責任もある気がします。


僕は民主党のサポーターでも党員でもなく、民主党をフォローする立場でも何でもない。
でもどうだろう。確かに鳩山さんは沖縄の方々に期待をさせてそれが出来なかった。でも全国の知事が集まった会議で森田千葉県知事が「千葉県にとって全くのトッバチリ・・・」という発言は千葉県は関係ないという発言に聞こえ、結局日本の大きな事案としての意識がまるでない事が凄く問題の様な気がした。


党内の権力闘争もさることながら、鳩山政権に続き管新政権が官僚との権力闘争にどのような手法をとるかを注目したい。
多分、管さんも首相になった事で知る事になるだろう国家機密などはもちろん我々国民は知る事は一生ないでしょうけど、その高度な政治的な判断を市民派からリアリストへ転換した頭のキレと柔軟性で国益の為に頑張って頂けたらと思う。
マクロ経済でもミクロ経済でもなく、国益の為に。

YES We 管

僕はただただひたすらチェロを弾くだけしか出来ませんが、これから始ろうとする政権や内閣には常に期待はしています。