幸せな話題

神奈川フィルの常任指揮者の聖響さんが、坂本龍一さんのコンサートに行ったそうだ。坂本龍一さんのコンサートというか、坂本龍一さんの曲が演奏されたコンサートと言うのが正しいのかな。それは4つの琴とオーケストラの曲で素晴らしかったらしい。そして終演後聖響さんが坂本さんに会いに行ったら坂本さんが、
「神奈川フィルのチェロの山本さんという方が僕の大ファンだとテレビで言っていたんだよ、よろしくね」とそんな感じでおっしゃったらしい。
僕はテレビで言った事はないと思うけど、多分宮川あきらさんの「どれみふぁワンダーランド」に一瞬出演した時にプロフィールが画面に出て、尊敬する音楽家という所に坂本さんの名前を書いて提出した様な記憶がある。それを見ておっしゃったんだと思うけど、中学生から神様の様に思っていた方ですから、この上ない幸せです。

以前、坂本さんとはオーケストラでご一緒させて頂いた事があるけど、その時一緒に写真を撮って頂いて、それは僕の宝物になっています。
一度音楽について30分でもいいからお話したいですね。なにせ神様ですから、僕にとって。


今まで名古屋芸術大学洗足学園ではチェロの個人のレッスンやオーケストラを教えて来ましたが、今年から東京芸大室内楽を教える事になり今日その室内楽の4つのグループの方々と初めてお会いしました。知ってる生徒さんもいますし、一緒に仕事をした人もいました。なんか一緒に仕事をした人を教えると言うのも非常に微妙な感じですが、室内楽を教えるという事が僕が1番やりたかった事ですから楽しみです。
それよりも何よりも、その4つのグループの方々のやる気の凄さには少々たじろぎました。
自分で演奏する時同様、勉強しないとと思いました。
ずっとやりたいと思っていた事が出来るという事は、本当に幸せな事です。