極寒の1日でした

今朝は本当に寒かったです。風が冷たかったし強かったし。神奈川フィルのホームグラウンドであるアートホールの池は氷が張っていました。そのホームグラウンドでのシューマン3曲とバッハの無伴奏のカジュアルコンサート。調子は悪くなかったのですが、シューマン難しかったなぁ。あれだけ準備を周到にしていたのに、どういう訳だろうな。
簡単な曲なんて世の中ありませんから当然と言えば当然ですが、気分的に「終わったぜ!」という感じにならないのです。
幻想小曲集、アダージオとアレグロ、そして民謡風5つの小品、の3曲の中で唯一チェロとピアノの為に書かれた「民謡風5つの小品」がとてつもなく難しかった。
これこそチェロ!という演奏をしなければいけなかったのに、反省する事多々。
しかもオリジナルの曲だと言うのに僕は初めてのチャレンジでした。これからも機会があったら弾いて行こうかなぁ・・・・と弱々しく小さな決意をしてみたりしている。


何人もの知り合いから今日のコンサート「抽選に外れたんだけど」と言われてはいましたが、ホールの方に聞いてみた所300席の所1200通の応募があったとおっしゃっていました。アンケートを少しだけ読ませて頂きましたが、「今日がこのカジュアルコンサートは10回目です」と言う方もいらっしゃれば、「何度も抽選に外れまして、今回初めて聴かせて頂けたのですが、この抽選なんとかなりませんか?」とか、なかなかカジュアルコンサートは当選が難しいと言う物が多かったです。


これからは2回公演にしたらいかがでしょうかね?
でもこのシューマン3曲を2回弾いたら、倒れますね。
なにかいいアイデアがないかな。


今日この寒い中来て頂いたお客様、そしてせっかく応募して頂いたのに抽選に漏れてしまったその4倍の方々、有り難うございました。


神奈川アートホールの皆様、神奈川フィルの事務局の皆様、こういう機会を与えて頂き感謝したします。
どこのオーケストラもそうかもしれませんが、神奈川フィルの事務局員は本当に遅くまで良く働いています。夜遅くまで練習場で練習していてもずっと彼らはなんだかんだ働いていますからね。彼らの為にもなんとか力になりたいと思います。何でも言って下さいね、ボランティアでも出前公演でも喜んで弾きに行きますから。
そんな事が今1番オーケストラでは必要ですから。それをやらない存在の意義は無いですからね。一緒に頑張りましょうね。すみません、業務連絡でした。