間に合うのか?俺。

三枝さんのチェロアンサンブルや、ベートーベンの「ミサ・ソレムニス」に全てをかけていた事が仇となり、今大変な事になりつつある。
今週の21日は僕は初めての共演となりますが田部京子さんとの室内楽のコンサートが東京文化会館の小ホールであります。僕はシューマンのピアノトリオの1番とブラームスのピアノクインテット。弦楽器は矢部くん、N響の伊野辺くん、MAP'Sなどでいつもご一緒する島田さん。かなりタフなコンサートです。


そして22日はテレマン協会のコンサートでこれも東京文化会館の小ホールでバロック音楽ばかりのコンサート。これは桐朋時代お世話になったチャンバロの中野振一郎さんのプロデュース公演です。中野振一郎さんとは新大阪の駅で2度バッタリ会ったり、東北のホテルでバッタリあったり、妙な所で本当にバッタリ会う関係がずっと続いてきたのですが、考えてみれば初めての共演です。大学時代は食事をごちそうになったり本当にお世話になりました。


24日は松本でのリサイタル。曲はバッハの無伴奏チェロ組曲の第1番、シューマン「幻想小曲集」、ベートーベンのチェロソナタの第3番等です。
練習しても練習しても全く間に合わない。しかも腕が疲れてくると練習してもはかどらないのです。もっと前から練習すればと思うのですが、そのもっと前も何かしら曲を抱えているのでなんとも苦しい所です。今週が終わると神奈川フィルで宮崎へ。いったい何してるんだか。


2月の頭にあるJTホールの12人のチェロアンサンブルの曲も、その直後のシューマンのチェロ曲全部をやるコンサートも、夜中と宮崎の旅の最中が勝負となります。
まずは21日のシューマンのトリオとブラームスのピアノクインテット、めっちゃ気合い入れていきまっせ。