1日は短い 30時間下さい

今日は14日の神奈川フィルの定期演奏会のリハーサルを16時までして、すぐに移動して東京アンサンブルのリハーサルが22時までありました。20代の肉体と精神を誇る僕もさすがに疲弊しました。明日も、そして明後日も本番の後、22時までリハーサルがあります。大丈夫かなぁ。自分の練習もしなきゃいけないのに物理的に時間がとれないのよね。
今回東京アンサンブルに海外から参加する人達は正真正銘の20代の若者。チェロもコントラバスも上手です。上手というと凄いテクニックがあるとか思われがちなんですが、実はそうじゃなく、イメージしているサウンドが一流なんですよね。だからやっていて楽しい。今回参加して頂いているチェロの三宅さんは英語が達者ですが、僕の英語は、僕の僕による僕の為の英語ですから、悲しいものです。良く言えば世界にたった一つの英語とも言いますけどね。
なんだか三宅さんと話す時も英語で話すと言うのは不思議な感じです。
今回は東京公演の次の日に成田からヨーロッパに向かい、トルコ、ギリシャ、そしてオーストリアで演奏会があります。0泊6日の弾丸ツアーの様相を呈しています。
トルコもギリシャも行った事が無いので楽しみですが、ずっと外国語の中にいるという事が英語が下手な僕には1番楽しみな事かも知れません。
しかし今日は昼休みも柳瀬くんとプレ・コンサートのリハーサルをしましたし、本当に1日楽器を弾いていました。左手が腫れてますもん。

明日のドボルザークのチェロ協奏曲のリハーサルが楽しみです。僕は初めて聴くのですが、グドンというチェリスト、素晴らしいらしいですから。それに、やっぱりドボコンはいつでも何処でも聴けば涙腺が緩む名曲中の名曲ですから。あしたも丸々1日頑張りましょう。