サイトウ・キネン日記 7

今日、昼に高校時代の現代国語の先生とものすごい久しぶりにお会いしました。わざわざ安曇野まで連れて行って下さり、白樺の樹液で打った蕎麦をごちそうになりました。蕎麦通だったり、グルメであったりすればすぐにそのおいしさに気づくんでしょうけど、普通に打った蕎麦も注文して比べて初めてそのおいしさに気づきました。もちろんその普通の蕎麦も美味しいんですが。
とにかく僕が高校一年の時に本を読む事や文を書く事を教えてくださった恩師です。その当時まだ先生も大学の大学院に行っていて非常勤講師として教えに来ていらっしゃってました。そして松本の高校に赴任してから2度ほど遊びに行かせていただきました。
懐かしいというか、嬉しかったですねぇ。
彼に高校時代出会うことがなければ僕は本なんて読まない人間になっていたと思われます。
先生と奥様と僕で3人で食事をしたわけですが、あまりに時間が短すぎてそれが心残りです。また今度はゆっくり夕食を共にしたいと思っています。
先生がひょっとしてこのブログを読むかもしれないからという訳ではありませんが、最高の先生だったんですよ。
その教科が好きになるかどうかって、やっぱり教師の影響は大きいと思います。
ありがとうございます。年数が経たないと感謝って出来ないんですよね。だいたい有難いと気付きもしませんから。
この場をお借りして「ありがとうございました」

今月の18日に松本のホテルにチェック・インして、ホテルの方に「山本裕康様、13泊でよろしいですね」と聞かれた時は「そんなに僕宿泊するんだ」と思わず言ってしまいましたが、明日の公演が最後です。あっという間でした。その間に相当数通った「潮騒」という洋食屋さん。うちの近くに引っ越してくれないかな。

さて、明日は朝からパッチ・セッション、そして夕方本番です。