皆既日食

mp-yamamotohiroyasu2009-07-24

話題がすでに古いですが、皆既日食について想い出があります。その昔、サボンリンナ・オペラ・フェスティバルに都響が招かれ、フィンランドに2週間程滞在していたときの事ですが、その時皆既日食がありました。今の時期ですので、夜中の3時頃に日が沈みかけ、3時半頃に日がまた昇るという、いわゆる白夜でしたが、その明け方に皆既日食を見ました。雲がかかって太陽そのものやダイヤモンドリングだとかそういった物は見えませんでしたが、数分間真っ暗になり、なにせサボンリンナという所は湖と森しかありませんから、真っ暗になったとたんに鳥達の凄い鳴き声が響き渡り、それはそれは感動とはちょっと違う、なんと言ったら良いのか表現が見当たりませんが、対自然の脅威を僕は感じました。
今回はずっと帯広にいたので皆既日食はもちろんの事、その時間は小学校で演奏していましたので、全く味わう事なく終わってしまいました。
その帯広は今年は寒かった。でも毎年の萩原建設さんの謝恩コンサート、そして第1回チロット音楽祭の東京アンサンブルの公演、そして老人ホームや小学校等の訪問コンサート、そしてこれからチロット音楽祭を作っていくであろう方々、協力してくださる方々といろんな話が出来た事は本当に実り多い一週間でした。来年はかなり本格的な音楽祭になる様、僕も最大限がんばろうと思っていますし、いろんな方々のお話を伺いながらいい音楽祭を作り上げたいと思っております。
幕別100年記念ホールは室内楽には最高のホールです。そこでの1週間から10日程になると思われる来年の音楽祭、そしてそれの企画立案等から演奏まで、今から楽しみですし、頭の中では様々なアイデアが渦巻いていますが、その中のいくつが実現できるのか、本当に楽しみです。
皆既日食、次は26年後ですか?
そんな先考えられませんが、すぐ来るんでしょうね。
その時まだブログを書いていたら、50年前、フィンランドの・・・・って書いているんでしょうね。

▼東京アンサンブルin幕別 リハーサル


▼スタッフによる秘蔵写真です(byスタッフ)