マーラーの誕生日

今日は七夕。なんか子供の頃は「七夕」と言うと独特の雰囲気というか、ある一種の匂いや色合いがあったなぁとセピア色になりつつある光景を思い出します。
1919年の七夕に、「カルピス」が発売されたという話ご存知でしょうか?そういえばカルピスの原液というのが子供の頃家にあり、それを出来るだけ濃く作ると妙に喉が渇いた事を思い出します。それにオレンジ味のカルピスがあったような気がしますが、気のせいですかね?僕の記憶の穴なんです。オレンジというかフルーツ味だったかな?どなたか知りませんか?
7月7日の今日、マーラーの誕生日にマーラーの「巨人」のリハーサルが始りました。生粋のウィーン人の指揮者ゲッツェルさんは初日から全開。よかったなぁ。
僕は好きだなぁ彼。ああいう良い耳を持って、沢山の知識を持って、音楽への愛情に満ちて、素晴らしい人間で、それで歳を重ねると巨匠になっていくんだろうなぁ。なんと言っても前回ゲッツェルさんは「題名のない音楽会」の時、「フィガロの結婚」序曲と鍛冶やのポルカの2曲で2時間リハーサルしましたからね。
あの時はびっくりしたけど、素晴らしかった。今回も期待通りの音楽人でした。
本番が楽しみというより、まずは明日のリハーサルが楽しみです。