ショスターコービッチという人

理由もなく好きな作曲家にショスターコービッチがいます。言葉では説明出来ないのですが、たまらなく胸を締め付けられる事がよくあります。昨日テレビでショスターコービッチのチェロ協奏曲を見ましたが、たまらない曲です。1度はチャレンジしたい曲の筆頭ですね。何年か前に、昔ショスターコービッチと一緒にショスターコービッチのピアノトリオを共演した事があるというバイオリンの巨匠とそのショスターコービッチのピアノトリオを演奏した事がある。
それはそれは凄かった。何が凄いって「音」と「魂」。これはその時もその後も目指しましたが全くそういう雰囲気にすらならない。その巨匠には本当にいろんな事を教えられた。また、ショスターコービッチとのエピソードも沢山教えてもらった。7月4日に再びその曲をチャレンジする。曲の構造がどうとか、音量はどうとか、いかにちゃんと弾けるかとかではなく、あの巨匠が出していた音にこだわりたい。
パルテノン多摩の小ホールで、少しでもあの音と魂が具現化出来たら。
パルテノンはギリシャの象徴だけど、その日だけはロシアの声無き声で満たしたい。しかし後半にベートーベンの「大公」がある。後半は後半でベートーベンの世界に切り替えないといけないので、休憩を1時間程頂きたいのですが。ダメですね。はいわかりました。
7月4日はアメリカの独立記念日。全く僕には関係ありません。