宮崎音楽祭 レポート 最終回

始った時は2週間は長いなと思うのですが、後半は流れるように日々が過ぎ去り、あっという間の2週間でした。マーラーやクルト・ワイル等など遠い昔の様な気がします。その大編成の時の外国から来た若い演奏家達と毎日食事を共にしていろんな世界の今を聞き、これからの僕の目に見えない課題、そして考える資料を得た事は本当に貴重でした。後半は比較的時間にも余裕がありましたから、多くの事を考える時間、練習する時間、そして友達と語り合う時間もあり、密度の濃い一週間を過ごせました。今は魂が抜けたような状態で、社会復帰を早くしなきゃと思っている次第です。
今日の夕方から仕事が始まり、明日は健康診断と歯医者(洗足学園の授業はご存知の通り臨時休講になりましたので休みです)、明後日からは神奈川フィルに復帰いたします。6月は手帳を見るのも怖いぐらい忙しいですが、今日はまだ魂を抜かれた状態ですが、心の中ではもの凄くモチベーションは高い状態です。
その忙しい6月の曲をがっつり練習して、最良のパフォーマンスを目指したいと思っています。
2週間ほとんどテレビを見ないで過ごしたので、世の中の状況がまるでわかっていませんが、こんな生活も良いなと思っています。
当たり前ですが、コンサートに毎年来て頂いている宮崎の方々、県外から応援に来て頂けたお客様達、本当に有り難うございました。
そして毎年お世話になる観光ホテルのマッサージの三島さんを始め、朝や昼はほとんどそこで食べましたが喫茶店のミルクハウスのマスター、串ぼうずの大将、本当にお世話になりました。有り難うございました。実は毎年こういう所に行く事も楽しみなんです。本当に有り難うございました。
また来年。よろしくです。