チェロ・カルテット・コンサート

去年の秋、うっすらと肌寒さを感じるようになった11月に、いろんな意味で挑戦といいますか、実験的な事を多く取り入れながら4人のチェリストで作ったコンサートを浜離宮朝日ホールで行いました。
「チェロ弾き達のオーケストラ Cello Repubblica」のコンサートです。

幸い演奏も実験的であったプログラム解説や他では書けないみなさんのプロフィール等も好評を頂き、第2回目が実現する事になりました。
僕以外の3人は演奏を絶賛されていましたが、僕はといえば「お前の文章よかったよ」ぐらいなもので、今回は演奏で気合を入れたいと思います。
ホールは浜離宮朝日ホールも素晴らしい響きなのですが、よりライブ感が欲しいという理由もあり客席は300席弱と少ないですが、渋谷の白寿ホールでやる事となりました。このホールも響きはいいですし、よりライブ感は味わって頂けるのではないかと思っております。しかも白寿ホールの方々に沢山のご好意を頂き、本当に有り難く思っています。

という訳で今年の6月15日、19:00開演で白寿ホールです。

4月から6月までの3ヶ月間で4人のスケジュールがぴったり合ったのがこの1日だけでした。奇跡の1日です。もしくは空白の1日です。
三宅さんからは「早く楽譜をよこせ」と催促のメールや電話の嵐ですが、世の中そんなに甘くはありません。
チェロ弾き、チェロ愛好家、チェロ・フェチを増やし、そしてこのろくでもない今の日本から独立して共和国を作る事が果てしない夢でありますから、多くの方にメンバーに、というか、Cello Repubblica の国民になって頂きたく思います。

それにしても楽しみです。