よくぞ頑張ったぞ、俺

「ジャパチェン」のコンサートに、春の嵐の中、多くの方々に来て頂き大変嬉しく、また感謝しております。有り難うございました。
今日慌てて確定申告関係の事をしていましたが、2008年は演奏活動を始めてから1番働いた年でしたし、かなりプレッシャーのかかるコンサートがもの凄く多くありました。手帳なんかを見ると病気や忌引きを抜かしたら休日は皆無でした。
その為に首を痛め、それがどんどん悪化して、しまいには左腕まで波及して全くチェロが弾けないどころか座ってもいられなくなり、療養を余儀なくされたりしまして、その上母親を亡くすという本当に辛い想いをした1年でもありました。その頃休んだオーケストラの分を今年の1月から2月にかけてほとんどの演奏会に出ましたし、そして先週のブラームス、そして昨日のジャパチェン。
ようやく肩の荷がおりました。明日もカルテットでちょっとしたコンサートがあったりはしていますが、それが終わるとちょっと月末のカルテットのコンサートまではゆったり過ごせそうです。
こんなスケジュールをよくぞやったと自分を褒めてあげたくなりました。
でもやはりそれが身体の疲弊を招いた訳ですし、今年はいろんな意味でゆったりと自分をもう一度高める時間を取るような年にしたいと改めて決意しました。

ブラームスの時にも書きましたが、未だ手の痺れ、首の痛みは完全ではないですが、こうやって演奏会でまがいがりなりにも演奏出来る身体に戻って来た事が何より嬉しいし、励まして下さった方々には心より感謝いたします。

ジャパチェンの様な凄いプレイヤーに伴奏をしてもらったからこそ気付いた課題もくっきり浮かび上がりましたし、今後今回で見つかった課題をゆっくりと克服して行きたいと思っております。

皆様も健康があっての仕事やプライベートですから、是非気をつけて下さって、健康で過ごされる事をお祈り申し上げます。