WBC ワールド・ベースボール・クラシック

少年時代から当然の事ながら中日ドラゴンズの熱心なファンでした。常にドラゴンズの帽子をかぶっていましたし、何かとドラゴンズの物を欲しがっていました。
僕だけかもしれませんが、その当時から敵は「ジャイアンツ」で、ドラゴンズが優勝しない年は兎に角ジャイアンツが優勝しない事が生きていく為のモチベーションとなりました。東京に来てからの方がもう長くなったというのに、未だにその気持ちは変わりません。
WBCの日本ラウンドが5日から始りますが、ドラゴンズの選手は一人も出ません。随分その事でドラゴンズは叩かれまくりましたが、なんか僕にしてみればそれが誇りだったりもします。
誇りと言いながら、侍JAPANを応援しています。とは言うものの、少年時代は敵の代表みたいな人であった王貞治監督で戦って欲しかった。内緒ですが、実はこっそり王貞治監督を尊敬しているのです。プロフェッショナルとして、人間として、もの凄く尊敬しています。
「人間だから失敗する事はしょうがないと言う人は必ず失敗する。人間必ず失敗するのであれば自分は人間じゃないと思わないとダメだ」
とインタビューで言っておられました。そこまでの事をやって来た人しか言えない台詞です。

第1回のWBCで日本が優勝したのも王監督の何かが絶対あったと思ってます。だから今度も王監督で戦って欲しかったな。
選手もドラゴンズの選手がいないとはいえ、前回より層が厚い気がします。
イチロー選手も稲葉選手も名古屋の人ですし、なんとか連覇をと思いますが、イチロー選手のはしゃぎっぷりがかなり気になっています。
どんな評論家も「彼は心配ない」といいますが、僕は心配してます。
でも、もし優勝が出来なかった時のショックを軽減させる一言を僕は持っています。
「ドラゴンズの選手が出ませんでしたからね、しょうがないです」

というか、こんな事を書いてる場合じゃない事はうすうすわかっていますが、煮詰まって焦げ付きそうですから。

「煮詰まって」という言葉は本来はもの凄くまとまった時に使う言葉なんですよね。僕は行き詰まった時という意味でずっと使ってきましたし、使い続けています。どうでもいいか。