フォーレ ピアノクインテット2番

凄く暖かくなってきました。
一昨日まで仙台の寒風(夜は吹雪になってました)から、一挙にこの暖かさで、嬉しいのですがこの温度変化についていけず、意外にも体調は優れません。
しかしこの調子でどんどん暖かくなってくれると助かります。


今日からフォーレのピアノクインテットの2番のリハーサルが始ります。
学生時代に好きでよく聴いていたのですが、演奏するのはおろか、譜面を見るのも初めてです。
昔は(美しい曲だ、奇麗なハーモニーだ)としか思っていませんでしたが、いざ譜面を見ると、難解至極、とても僕一人では対処できないと思っています。

こんなはずじゃなかったんだけどな。
もっと幸せな気分でこの曲は弾けるはずだったのに。


それにしても難解です。これは共演の矢部くんや双紙くん、鈴木学くん、ピアノの横山くんにいろいろ教えてもらおうかと。
この曲に限らず、こんな曲弾けたらどんなに幸せだろうと昔思ってた曲で、最初から最後まで幸せな気分でいられる曲ってほとんどないです。
やっぱりそんな簡単にこの世に残った曲を弾ける事はありませんね。


今回はこのフォーレシューマンのピアノクインテットの2曲です。
コンサートは6日の夜、東京文化会館小ホールです。文化会館は僕にとってはリサイタルや室内楽等で緊張の極地だったという経験がほとんどのホールなので、文化会館と言うだけでなにか苦しい気持ちになります。
人によってホールの想い出が様々で、相性のいいホール、悪いホール、二度と行きたくないホール、何度弾いても気分がいいホールと個人個人あると思いますが、僕にとっての文化会館は緊張度の高いホールという事になっています。

そんなホールは人の演奏を聴きに行っても緊張してしまうんですけどね。


さて、難曲と格闘開始です。