ゲルハルト・ボッセ先生

ボッセ先生の指揮で、「ブランデンブルグ協奏曲」、「フーガの技法」、ベートヴェンの「大フーガ」、
そしてバルトークの「ディヴェルトメント」を演奏しました。
神戸室内合奏団です。
兎に角、驚くべき事は、85歳のボッセ先生のテンポ感。
巨匠になればなるほど、今までの僕の経験だとかなりゆったりとしたテンポ設定になっていく事が多かったのですが、
ブランデンブルグバルトークも今まで演奏した中で一番早かった。
しかも、ただ早いだけでは全くなく、生き生きとして演奏が流れる。
そして決して慌てた感じにならない。
全ての曲がいろんな意味で難曲であるのにもかかわらず、テンポ、内容、全てが若々しく、そして深い。
やはり巨匠というのは本当に素晴らしい。
素晴らしいから巨匠と呼ばれるんでしょうけど、素晴らしかった。


神戸にはとにかく大好きな店がある。
「あーぼん」という串あげの店。
正確には芦屋にあるのですが、ここだけはどんなに忙しくても神戸に行ったら行きたい店です。
食事の素晴らしさは言葉で言えないですからね。

という訳で、明日は世田谷にあるプラネタリュウムでバッハを演奏いたします。
そのあとは宮本文昭さんが指揮する室内管弦楽団のリハーサルです。

年末で本当にバタバタとしてますが、一つ一つ大事に頑張りたいと思います。