仙台フィル
夏にも行きましたから、4ヶ月ぶりでしょうか。
今、仙台フィルの首席チェロ奏者の原田くんが留学中で、いろんな方がゲストとして
仙台フィルに行っています。
そして、昨日、今日と仙台に行って参りました。
本番の会場は、岩手県の南、一関でした。
仙台フィルは僕が学生を終えて最初に定期的にお世話になったオーケストラです。
ちょうど宮城フィルハーモニーという名称から仙台フィルハーモニーに変わった頃です。
だから、仙台の街につくと、なぜか懐かしい空気を感じますし、野心に燃えていた若き日の自分を
思い出します。
僕自身の原点をいつも確認できる魅力ある街です。
その後僕は都響、広響、そして神奈川フィルと職場をうつりました。
どのオケにも数えきれないぐらいの想い出がありますが、仙台はなぜかフッと若い頃へトリップしてしまいます。
その頃、仙台フィルの常任指揮者が円光寺さんで、仙台プラザというホテルでコーヒーを誘って頂きました。
円光寺さんが「コーヒーのおかわりは?」とおっしゃったので、僕は「いや、大丈夫です」と。
そうすると円光寺さんは「ホテルと言うのはね、コーヒーのおおかわりが出来るんだよ」
と、言い方は悪いですが、勝ち誇った様子で僕に言いました。
単純に「これからはコーヒーはホテルだな」と思いましたね。
まあ、そんなちいさな思い出などが仙台につくとふっと思い出すんですよね。
今回は短い滞在でしたが、また時折訪れたいと思っております。