ドラゴンズ優勝

この日を生まれた時から待っていました。
名古屋生まれの僕は、子供の頃から例外に漏れず筋金入りのドラゴンズファンです。
小学校2年の時の29年ぶりのリーグ優勝、高校の時、大学の時、そしてここ何年と
リーグ優勝はありました。
でも日本一だけはありませんでした。

本当に落合監督に有り難うと言いたいです。
こんなに嬉しいものだとは知りませんでした。

僕の父親も筋金入りのドラゴンズファンです。
先ほど、涙が出て来たとメールがきました。

このファンと言うものは何なんでしょう?
もう、名古屋で過ごした日々より、圧倒的に東京での生活の方が長いのに、ドラゴンズを応援しない日はありません。
故郷とはそんなもんなんでしょうね。

「日の丸を掲げよ」「国歌を歌え」

こんな事国に言われなくても自然と湧き出て来るものが愛国心と言うものですよ。
人に言われて国を愛するなんてナンセンス。
そういう事を規則に盛り込む人達の事がどうしても理解出来ません。

ワールドカップの時、オリンピックの時、日の丸が上がり、君が代が流れたら涙がこみ上げるんですよ。

それの小さな存在として、故郷と言うものがある。

僕も、この日本と言う国の行く末を案じたり、国や政治家に失望する事はあります。
でも、日本が心から好きですけどね。

それにしても、日本一の喜びに今日は浸りたいと思います。

今日、題名の無い音楽会の収録がありまして、ウイーン出身のゲッツェルさんという指揮者でフィガロの序曲や、
オペラアリア数曲を演奏しましたが、素晴らしい指揮者でした。
これほどオケの全ての人が興奮したことはありません。
僕は恥ずかしい話、このゲッツェルさんの事を知りませんでした。

世の中には、若くてもこんなに素晴らしい音楽家がいるんですね。
それにしてもあんな興奮して幸せなフィガロの結婚序曲を弾いた事は100回は弾いてる僕の中でも初めてでした。

また是非来日して、定期演奏会等を振って頂きたいと思いました。

ドラゴンズの日本一、ゲッツェルさんのフィガロ、この上なく幸せな1日でした。