スロバキア・フィル
自分のオーケストラのリハーサルの後、スロヴァキア・フィルの演奏会に出かけました。
場所はオペラシティコンサートホール、曲目は
ロッシーニ セビリアの理髪師序曲
ショパン ピアノ協奏曲第1番
ブラームス 交響曲第1番
指揮者は服部譲二、ピアニストはピオトル・パレチニ。
とても質の高いオーケストラでした。
とくにアンサンブルの緻密さには感心しました。
このオーケストラは実際聴くのも初めてでしたし、CDでも聴いた事が無かっただけに、
そのレベルの高さと音楽的質の高さには本当に感心する事が多かったです。
ベルリンフィルなどの圧倒的で爆発的な演奏ではありませんが、フレーズの処理、ハーモニーの
感じ方が個人レベルではなく、オーケストラ全体での意識の共有というのがあり、とても締まった
まるでスコアが見えて来るような素敵な演奏でした。
やはり多くの音楽会に行かなければダメですね。
自分の周りの事だけに奔走しているだけでは、練習をしこたましていても、知れてます。
やはり、いい演奏会を聴きに行くと言う事の重要性をすごく感じた一夜でした。
そのあと服部譲二と僕のマネジメントの人達と食事をしました。
なにかすごく刺激があった一夜でした。
明日からの自分のオケも頑張りましょう、と密かに闘志を燃やしています。
日本の野球選手でメジャーに挑戦したいと言う選手がいますが、僕も外国のオケに挑戦したいなんて思いましたね。
服部譲二と一緒にやってる「東京アンサンブル」は半分外国の方、半分は日本人なんですが、
唯一継続的に外国人と僕が接する場であるので、僕には貴重な場です。
来年は夏にその「東京アンサンブル」のプロジェクトがありますが、今から楽しみです。