皇帝

今日のコンサートでは
ショスターコービッチのピアノコンチェルト第2番、グリーグのピアノコンチェルト、そして
ベートーヴェンのピアノコンチェルトの第5番「皇帝」の3曲を弾きました。。
当たり前ですが、僕がピアノを弾いた訳ではなく、神奈川フィルでの伴奏です。

全ての曲が素晴らしい。

しかし、今日は「やっぱりベートーヴェンだな」という想いを強くしました。
何度もこの「皇帝」は弾きましたが、フレーズ、ハーモニー、そして新しさ、チャレンジ、素晴らしいと
思う事はいくつ言葉を並べても尽きる事はありません。
ベートーヴェンのオーケストラの楽曲は、弾く機会が本当に多くあります。
でも、いつでも新鮮です。
多分100回近く弾いたと思われる第九ですら、いつまでたっても飽きる事は全くなく、常に感動を
もたらしてくれます。しかも知り尽くしたという感覚は全くありません。常に新しい事に気づかされます。
ピアノコンチェルトではやはり「皇帝」が圧倒的に回数は多いですが、毎回胸が熱くなります。
散々ベートーヴェンだけをやる1年を過ごしてみたい。
シンフォニー、コンチェルト、ソナタ室内楽ベートーヴェンだけの1年を過ごしたい。

「皇帝」
本当に幸せになれる曲でした。
有り難うございます、いつも、ベートーヴェンさん。。