桐朋学園オーケストラ・アカデミー

富山にある桐朋学園のオーケストラアカデミーの演奏会のお手伝いに行って来ました。
都響矢部達哉氏、鈴木学氏と共に、旧友親友富山の慰安旅行的な楽しい日々でした。
今回のコンサートでは、指揮が高関健さん、曲目はブラームスのシンフォニー1番、
モーツァルトクラリネット協奏曲(ソロはウィーンフィルのオッテンザマー氏)、
そして同じくモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」序曲。
桐朋の若き学生達に混じっての楽しい日々でした。
(将来、僕はどういう人生を送るんだろう)
と本当に五里霧中の中、必死にもがいてた頃の自分を思い出しました。
矢部、鈴木両氏と学生時代ともにもがいて過ごした仲間ですから、余計にいろんな記憶がよみがえりました。
3人が思い出したその頃の話で5日間ずっと一緒でも、話はつきませんでしたね。
もちろん、両氏とは仕事で良く会いますが、こんなに長くゆっくり話す事はなかなか出来ませんし、
本当に奇跡的な時間でした。
オーケストラで働く様になって、本当にいろんな事を学びましたが、忘れてしまったというか、
失ってしまった想いもいっぱいあります。
今回の旅は、それらを再起動させる為の旅行だったような気がします。

矢部氏鈴木氏からもらったエネルギー、学生達からもらったエネルギー、僕にとってはいい充電になりました。

知的欲求、財産を共有できる友人と過ごす時間は、本当に何時間あっても足りません。

またこういう時間を過ごせるとは思いますが、大事にしたいと思います。

高関さんも今やマエストロですが、高関さんがヨーロッパから帰国して初めて桐朋のオケを振った時、
そのオーケストラにいたのが、矢部クンやら鈴木クンやら僕でした。

もう20年も前の話ですが。

充電出来ましたので、また頑張りますか。