第21回宮崎国際音楽祭

明日から宮崎国際音楽祭。
初めて参加させてもらったのは2003年ぐらいからかなぁ?
しかも一度行くと2週間から長いと20日近く滞在する。
足すともう宮崎に1年ぐらい住んだと同じ事になる。


参加メンバーは各々自分のお気に入りのお店があるし、僕もお世話になるお店がほぼ決まっている。
またそんなお店のマスターやご主人達にお会い出来る事が本当に楽しみでならない。
本当に毎年お世話になりっぱなしなんだよなぁ。
今年もよろしくお願い致します。


多くの国際的なソリストや音楽家を目の当たりにする事や、またこの音楽祭に参加しているチェロの大先輩達との生活が僕には本当に貴重な時間。
そこでショックを受けたり、感動したり、少しでもそれを自分の物にしたいと思う訳だけど、そんな簡単じゃないんだなぁ。


数年前にピンカス・ズッカーマンのリサイタルやコンチェルトに衝撃を受けて茫然自失となり、そのズッカーマンと親交の深い原田禎夫さんにその秘密を教えてくれと迫った事がある。
禎夫さんは
「俺、昔から彼の事よく知ってるけど、最近の彼は凄い所に行っちゃったんだよな。本当にすげえよ」
との答えが。
世界の第一線で活躍している人が進化のスピードをあげている事にも衝撃だった。


また今年もどんなショックを受けるのか。
でも届く事が出来そうにない目標を毎年目の前に突きつけられる事は、本当に喜ばしい事だ。
今年もタリーズで珈琲を飲みながら本を読む時間があるかな?
好きな時間なんだよね。


まずは中心部のMUJIでサンダルを買う事から始まる気がするけど。
明日の昼からラフマニノフのコンサートのリハーサルが始まる。