明日からミサ・ソレムニス

昨日は名古屋芸大の学生さんと卒業生達と新年会。ドッペルコンチェルトのオケ合わせで僕は完全に心底ひからびていましたが、楽しかったです。
そして今日は大学でその学生さん達のレッスン。
新年会を終えてからお腹を壊した人が複数いて、今日もレッスンで苦しんでいる生徒さんも。
僕は大丈夫で、消去法でいくと「チゲ鍋」を食べた人がお腹を壊しています。というか、チゲ鍋を食べてない人は大丈夫という感じですかね。
僕はよくわかりませんが、「チゲ鍋」であたるっていう事はあるんでしょうかね。でもそれしか考えられず。
原因はさておき、早い回復を祈っています。


チェロの三宅さんが最近下の2本をガット弦にしています。ブログにも書いてありましたが、ご機嫌な様子。僕も秋から春は下2本は毎年ガット弦を張っていました。
響きが好きなんですよね。古楽器の方々が使用する弦ではありませんが、スチールの弦とはかなりの違いがあります。
難しいのは、上の2本がスチール弦で、下の2本がガット弦だと、それぞれの弦によって左手の押さえ方も、弓の使い方も変化させないとバランスが取れない事なんです。
スチール弦とガット弦では当たり前ですが、弾き方を変えないとダメなんですよね。一年中ガット弦を張っている新日フィルの花崎さんみたいな方もいらっしゃいますが、
僕は結構初夏から秋口まではチューニングでへこたれますから通年では無理です。
でもあの響きは好きですね。


明日から神奈川フィルの定期の練習が始まります。演目はベートーベンのミサ・ソレムニスです。作品番号123。第九が125ですから、第九を書く前に書いた、つまりまだ第九を知らない人が書いた作品というだけで興奮します。まあ知らなかったと言っても構想にはあっただろうし、全く頭になかったとは思いませんが、ベートーベンの頭の中の変遷を考えるだけでしばらく妄想していられます。
聖響さん、どんなミサ・ソレムニスにするんしょうか。興味深いです。
喧嘩を売るつもりは毛頭ありませんが、僕「ミサソレ・フェチ」ですからよろしくお願いいたします。